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Twitter、新型コロナの影響で1〜3月期は売上高未達の見通し mDAUは増加
Apple、Microsoftに続き、Twitterも新型コロナウイルスの影響で1〜3月期の売上高と営業利益は予想を達成できない見通しだと発表した。情報を求めるユーザーの増加でmDAUは増加するものの、広告が減少した。
米Twitterは3月23日(現地時間)、2020年第1四半期(1〜3月)の売上高と営業利益について、予想を達成できない見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界経済に与える影響が拡大し、広告が減少したことが主な要因。
「パンデミックによる影響は急変しており、予測は困難だが、売上高は前年比でわずかに減少すると予測する」としている。GAAPベースの営業損失も予測した。
一方、mDAU(収益につながる1日当たりのアクティブユーザー数)は新型コロナウイルスについての情報を求めるユーザーの増加と製品の改善により、前年同期比で8%増加し、1億6400万人になる見込み。
ジャック・ドーシーCEOは発表文で新型コロナウイルスのパンデミックの中で「Twitterを使う人々が大幅に増加し、われわれのチームはこの前例のない試練に適応する信じられないほどの回復力を示している」と語った。
同社は4月30日に第1四半期の業績を発表する予定だ。
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