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KDDIとソフトバンク、5Gの合弁会社「5G JAPAN」設立 基地局の整備と相互利用を推進
KDDIとソフトバンクは、合弁会社「5G JAPAN」を立ち上げた。地方における5G基地局などの整備を推進する。
ソフトバンクとKDDIは4月1日、地方における5G基地局などの早期整備を推進するため、合弁会社「5G JAPAN」(東京都港区)を立ち上げた。
5G JAPANでは、5G基地局の設計を行う「工事設計」や、建築現場でスケジュールや安全、品質を管理する「施工管理」に関する業務を行う。両社が持つ基地局の相互利用も推進していく。
代表取締役社長にはKDDIの寺尾徳明氏(元KDDI建設本部副本部長)、副社長にはソフトバンクの大瀧栄司氏(元ソフトバンクエリアネットワーク本部長)が就任。資本金は5億円で、株式はKDDI、ソフトバンクともに50%を保有する。
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