ウソの感染報告、東京ロックダウン説――コロナ禍で広がるネットのデマとの付き合い方(3/3 ページ)
新型コロナが世界中で流行する中、ネット上ではさまざまな怪しい情報が飛び交っている。私たちは、そんな不確かな情報とどう付き合っていくべきなのか。
SNSから離れられないならば「ワイドショー」と割り切るしかない
インターネットにおいては「フィルタリングは各自がやる」というのが大原則。SNSはもはやワイドショー化しているといえるでしょう。それを娯楽と取るか、オールドメディアが取り上げない真実が流れてくる場所と取るかはあなた次第です。約10年前、東日本大震災のときもSNSは非常に有効でしたが、不確かな情報も多く流れてきました。発信を止めてはなりませんが、その情報をどうフィルタリングするかは自分自身が決めるということも意識すべきです。
そんな中、日本赤十字が提供している「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!〜負のスパイラルを断ち切るために〜」という解説サイトは、非常に重要な指摘をしていると思いました。COVID-19の問題だけでなく、平時であってもこれらのことを意識しておくべきでしょう。
SNSという、誰もが発信者となれるツールが存在するいま、これらに対する耐性がなければあなた自身がフェイクニュースを発信してしまうことになります。困難ないまだからこそ、選別眼を生かすか、勇気を持ってあえて距離を取るかを決めなければならないのかもしれません。
著者紹介:宮田健(みやた・たけし)
元@ITの編集者としてセキュリティ分野を担当。現在はフリーライターとして、ITやエンターテインメント情報を追いかけている。自分の生活を変える新しいデジタルガジェットを求め、趣味と仕事を公私混同しつつ日々試行錯誤中。
2019年2月1日に2冊目の本『Q&Aで考えるセキュリティ入門 「木曜日のフルット」と学ぼう!〈漫画キャラで学ぶ大人のビジネス教養シリーズ〉』(エムディエヌコーポレーション)が発売。スマートフォンやPCにある大切なデータや個人情報を、インターネット上の「悪意ある攻撃」などから守るための基本知識をQ&Aのクイズ形式で楽しく学べる。
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