ニュース
PayPay、ポイントで証券の“疑似”投資が可能に スマホ向け証券会社と連携
PayPayは、スマートフォン決済「PayPay」の支払いで付与されるポイントで証券の疑似運用ができるサービスを始めた。PayPayアプリからアクセスできる。運用したポイントはPayPayでの支払いに使える。
PayPayはこのほど、スマートフォン決済「PayPay」の支払いで付与されるポイントで証券の疑似運用ができるサービスを始めた。PayPayアプリからアクセスできる。運用したポイントはPayPayでの支払いに使える。
運用できるのは、買い物をした際に付与される「PayPayボーナス」。PayPayボーナスを運用のための独自ポイントに換えると、スマートフォン向け証券サービスを運営する「ワンタップバイ」(東京都港区)の運用コースに投資できるようになる。
コースは変動幅の小さい「スタンダードコース」と変動幅の大きい「チャレンジコース」の2種類。1円相当のPayPayボーナスから運用可能で、引き出しも1円相当からできる。証券口座の開設やID登録などは不要としており、ポイントの変換などでも手数料は一切発生しないとしている。
実際に証券口座を開設するわけではないなどの理由から“疑似”的な運用としているが、実際の運用同様に、ポイントが減ることもあるという。
PayPayは1月、投資や保険、ローンなどの金融サービスに参入する考えを示していた。今回の証券の疑似運用サービスはその一環としている。
関連記事
- PayPay、金融サービス参入へ 後払い、保険、ローン、投資など年内にも開始 “スーパーアプリ化”へ準備着々
PayPay運営元が、後払い決済、保険、個人/法人向けローン、投資などの金融サービスを2020年中に始める計画を明らかにした。UI・UXを工夫し、PayPayアプリ上で審査や手続きができる仕様にする。「顧客の生活に密着した“スーパーアプリ”を目指す」という。 - ソフトバンク、5Gサービスは3月下旬開始 “アンリミテッド”を検討中 楽天参入には余裕の構え
ソフトバンクの宮内謙社長は、同社のスマートフォン向け5Gサービスを3月下旬に始めると話した。詳細はあらためて発表会を設けるとしつつ、容量無制限プランを検討していることを示唆した。 - 即時配達「PayPayダッシュ」、福岡市で実験開始 イオン店舗から自転車でお届け
ヤフーが即時配達サービス「PayPayダッシュ」の実証実験を福岡市で始める。利用者がスマホアプリで商品を注文すると、配達員が店舗で商品をピックアップし、自転車で届ける。 - PayPay、最大10%還元「まちかどペイペイ 第3弾」4月から 飲食店で20%還元も
PayPayが、支払い額の最大10%相当のPayPayボーナスを還元する「まちかどペイペイ 第3弾」を行う。対象の飲食店で、支払い額の20%相当を還元するキャンペーンも同時に開催する。期間は4月1日〜30日。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.