NVIDIAのゲームストリーミング「GeForce NOW」に「アサシン クリード」追加、Microsoft離脱
NVIDIAが6月に正式スタート予定のゲームストリーミングサービス「GeForce NOW」に、Ubisoftの「アサシン クリード」と「ファークライ」シリーズを追加した。一方、Warner Bros. Interactive Entertainment、MicrosoftのXbox Game Studios、Codemasters、Klei Entertainmentのゲームがサービスから消える。
米NVIDIAは4月20日(現地時間)、日本でも6月に正式スタート予定のゲームストリーミングサービス「GeForce NOW」のラインアップに、Ubisoftの「アサシン クリード」と「ファークライ」シリーズを追加したと発表した。今後数週間でUbisoftのゲームをさらに増やす計画。
NVIDIAはテスト段階の加入者数を明らかにはしていないが、「登録ゲーマーは数百万人」としている。Ubisoftの他、バンダイナムコ、Epic、Bungieなどのゲームをプレイできる。
Ubisoftのゲームが増えた一方、Warner Bros. Interactive Entertainment、MicrosoftのXbox Game Studios、Codemasters、Klei Entertainmentのゲームが4月24日にテストサービスから削除されることも発表した。GeForce NOW担当副社長のフィル・アイスラー氏は「これらのパートナーが将来的に戻ってきてくれることを願う」と語った。
MicrosoftはGeForce NOWと競合するゲームストリーミングサービス「Project xCloud」を年内に正式公開する予定だ。
GeForce NOWは日本ではソフトバンクが商用5Gサービス「5G LAB」の一環として6月に正式に提供を開始する計画。7月までは無料で8月以降は月額1800円(税別)でクラウド上のゲームをプレイできるようになる見込みだ。
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