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スマホと連携するスマート補聴器 位置情報や移動速度で音質を自動調整 BTイヤフォン機能も
Bluetoothによるスマホや周辺機器との連携、状況に応じた音質の自動変更、遠隔サポートによる音質調整などに対応する。
補聴器の開発を行う米Starkey Hearing Technologiesの日本法人スターキージャパン(神奈川県横浜市)はこのほど、スマ−トフォンと連携する補聴器「Livio1200」「Livio1000」を発売した。Bluetoothによるスマホや周辺機器との連携、状況に応じた音質の自動変更、遠隔サポートによる音質調整などに対応する。
軽度〜重度の難聴に対応する耳掛け型の補聴器で、価格は片側13万円(税別)から。専用アプリ(Android/iOS)と連携して、あらかじめ指定した位置情報や周囲の状況に応じて、音質や聴こえ方を自動で切り替えられる。風切り音など周囲の雑音抑制機能も備えた。専門スタッフによる遠隔サポートも用意するという。
補聴機能だけでなく、スマホでの音楽視聴や受話など、一般的なBluetoothイヤフォンと同等の機能も搭載する。
補聴器本体の他に、テレビに接続するデバイスや専用リモコン、Alexa対応マイクなどの周辺機器を用意。聴覚に困難を抱える人の生活をサポートするとしている。
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