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昼休みにビデオ通話で #オンライン帰省 してみた 親のITスキルも重要サクッと読める!テレワークしぐさ(2/4 ページ)

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、安倍首相が提案した「オンライン帰省」がネット上で話題になっている。記者は今回、仕事の昼休みにWeb会議ツールで自宅と実家をつないでオンライン帰省を試してみた。結論から言えば、とても楽しかったが、帰省するまでに数々のハードルを超えなければ行けなかった。

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第1のハードル スマホのビデオ通話ができない

 オンライン帰省をするだけなら、わざわざWeb会議ツールを使う必要はない。スマートフォンでビデオ通話をすれば十分だ。そこで記者も親のスマホにビデオ通話を掛けてみたのだが、なぜか一向につながらない。

 そもそも記者の親はビデオ通話を必要としたことがこれまでなかった。家族と電話するのにわざわざカメラはいらないし、家族以外とは実際に会って話すことがほとんどだったため、ビデオ通話の掛け方、受け方を知る機会は無かった。ビデオ通話の機能自体が目に入っていなかったという。

第2のハードル Webカメラが付いたPCがない

 次にPCで試してみることにした。事前に電話で「オンライン帰省やってみようよ」と簡単に打ち合わせをしたところ、実家のPCにカメラが付いていないことが判明した。

 考えてみれば不思議なことではない。デスクトップPCの場合、Web会議やビデオ通話の予定がなければWebカメラを追加で買う事は少ない。実家はノートPCも使っていたが、「サイバー攻撃で盗撮されたら大変」ということで、わざわざWebカメラの付いていない機種を選んでいた。

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Webカメラは品薄状態で、新たに入手するのも難しい

 一応、古いノートPC(Windows 8.1)にWebカメラが付いていたので、それを引っ張り出してきてもらって使うことになった。

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