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昼休みにビデオ通話で #オンライン帰省 してみた 親のITスキルも重要サクッと読める!テレワークしぐさ(3/4 ページ)

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、安倍首相が提案した「オンライン帰省」がネット上で話題になっている。記者は今回、仕事の昼休みにWeb会議ツールで自宅と実家をつないでオンライン帰省を試してみた。結論から言えば、とても楽しかったが、帰省するまでに数々のハードルを超えなければ行けなかった。

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第3のハードル 招待リンクが開けない

 ハードウェアがそろい、次の問題はどのサービスを使ってWeb会議をするかという話に。

 実家のPCにWeb会議ツールは一切インストールされていないうえ、今回のオンライン帰省のためだけに新たにツールを導入するのも操作が面倒なので、Webブラウザで招待リンクを開けば会議が始められるようなツールを選ぶ必要があった。できれば会員登録やアカウントの作成もない方がいい。この2点において多くのツールが使えなくなった。

 そこで今回は、招待リンクを開くだけで互いの顔を見て飲み会ができるオンライン飲み会サービス「たくのむ」に目を付けた。これで簡単にオンライン帰省できるはずだった。しかし、招待リンクは開けなかった。

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せっかくなので、実験の意味もかねて、4月初めごろにネット上で話題になった「たくのむ」を使った

 対応ブラウザにInternet Exproler(IE)がなかったのだ。ChromeやFirefoxは実家のPCに入っていない。あまりネットを使わない人や操作性にこだわらない場合は、サードパーティーのWebブラウザをインストールしていない人も結構いるのだろう。以前、帰省した時に「普段Webブラウザは何を使ってる?」「ヤフー」というやりとりをしたのを思い出した。

 今回はなんとかChromeをインストールしてもらった。これで帰省できると思ったが、まだ早い。その後も標準ブラウザがIEのままで、招待リンクをクリックしてもChromeで開かないといった細かい問題が起きたが、これらを何とか説明して、とうとう全ての準備が整った。昼休みは半分溶けた。

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