速報
Microsoft、「To Do」アプリをアップデートし、「Wunderlist」は予定通り終了
Microsoftが予告通りタスク管理アプリ「Wunderlist」の提供を5月6日に終了した。6月30日までは「Microsoft To Do」アプリにデータをインポートできる。To Doには印刷や「今後の予定」のフィルタ機能などが追加された。
米Microsoftは5月6日(現地時間)、予告通りタスク管理アプリ「Wunderlist」のサービスを同日シャットダウンすると発表した。同社のタスク管理アプリ「Microsoft To Do」(以下「To Do」)への移行のための期間はもう少しある。To Doアプリには同日、幾つかの新機能が追加された。
Wunderlistの終了
Wunderlist終了に伴い、ユーザー向けに同日から以下のアナウンスがあった。
- WunderlistからTo Doにデータをインポートできるのは6月30日まで
- エクスポーターを使えば、データを.zipファイルとして保存できる
- Wunderlistのダウンロードはできない
- Wunderlistのリストやタスクの変更は、端末間でも共有リスト間でも同期されなくなる
- 1度アプリからサインアウトすると、サインインできなくなる
To Doの新機能
同日公開のアップデートで、「最も要望の多かった6つの機能」+1が追加された。
- 新しいタスクを追加する位置を、一番上と一番下のいずれかに設定できる
- スター付きのタスクを一番上に移動する
- リストの印刷機能
- 完了済みタスクをリストの一番下に表示する
- iOSバッジの通知(iOSのみ)
- ウィジェット
- 「今後の予定」の「今日」「明日」「今週」項目(Android以外はまだ)
Wunderlistの公式ブログの更新はこれが最後だ。今後はTo Do blogでTo Doアプリの更新について発表していく。
関連記事
- Microsoft、「Wunderlist」を2020年5月6日にシャットダウン
Microsoftが、2017年に予告していたタスク管理アプリ「Wunderlist」のシャットダウンを2020年5月6日に実施すると発表した。ユーザーにはそれまでに「Microsoft To Do」に移行するよう勧めている。 - Microsoft、「Wunderlist」の機能を統合した新生「Microsoft To Do」公開
Microsoftアカウントでマルチプラットフォームで使えるタスク管理ツール「Microsoft To Do」(旧「Microsoft To-Do」)がアップデートした。2015年に買収した「Wunderlist」の背景画像もあり、移行を呼び掛けている。 - Microsoft、タスク管理ツール「To-Do」プレビュー公開 「Wunderlist」は終了へ
Microsoftが2015年に買収したマルチプラットフォームタスク管理アプリ「Wunderlist」を基にMicrosoftアカウントで利用するTo-Doアプリ「Microsoft To-Do」を立ち上げ、プレビュー公開した。日本語もサポートする。 - Microsoft、マルチプラットフォームのTo-DoアプリWunderlistを買収
MicrosoftがiOS/Android/Webの人気To-DoアプリWunderlistのメーカー、6Wunderkinderを買収したと発表した。先月買収したSunriseと同様に、独立したアプリとしての提供を続けるとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.