ニュース
ファンケルもマスク販売を開始、中国パートナーの協力で オリジナルマスクも開発へ
ファンケルが不織布マスクの販売を開始する。中国国内の健康食品販売代理店から調達した不織布マスクをECサイトで12日から販売。50枚入りで価格は3190円から3590円(税込)。
健康食品大手のファンケルは5月7日、不織布マスクの販売を始めると発表した。中国にある健康食品販売代理店から調達した不織布マスクをECサイト「ファンケル オンライン」で12日から販売する。50枚入りで価格は3190円から3590円(税込)。
販売するのは、大人用、女性・子ども用、大人用(中国語パッケージ)の3種類。いずれも立体プリーツ加工の不織布マスクで、三層フィルター構造やノーズワイヤーが特徴。マスク不足の解消を目的としているため、6月30日注文分まで送料はファンケルが負担するという。
ファンケルの会員には12日から順次メールで案内し、注文を受け付ける。一般の人には12日の午前10時から中国語パッケージの事前登録受付を始め、注文可能になった時点でメールで案内するとしている。
1回で購入できるのは各3箱まで。商品は5月中旬から発送する。転売や買い占めなどを防ぐ観点から、不正や異常な注文と判断した場合は注文をキャンセルすることもあるという。
ファンケルの島田和幸社長は、今回のマスク販売について「中国での健康食品事業のパートナー、中国国際医薬衛生有限公司と新型コロナウイルスの感染拡大下での相互支援で築いた強い絆を通じて実現したもの」と説明。今後はメーカーとしてオリジナルマスクの開発にも取り組む方針を示した。秋をめどに「心地良い肌触り」と「高い保湿効果」を合わせ持つ高機能のオリジナルマスクを発売する予定だとしている。
関連記事
- シャープのマスク抽選販売、応募総数は680万人超に
シャープは、家庭用マスク抽選販売の応募総数が680万人を超えたと発表。これまで抽選販売を2回実施しており、現在は3回目の募集をかけている。 - トリニティの“原価マスク”、受注停止 「想定を上回る反響」で 次回は医療機関など優先
注文が想定を上回ったとして、受注をいったん停止すると発表。今後の入荷状況はSNSで知らせる。 - シャープのマスク販売サイト、アクセス集中でスマート家電の操作に影響 なぜ?
シャープが家庭用マスクをECサイトで発売したところ、購入希望者のアクセスが集中して思わぬところに影響が出た。エアコンや空気清浄機がスマートフォンで操作できなくなったという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.