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シャープ、初の有機ELテレビを発売も「AQUOSではない」
シャープが初の有機ELテレビ「CQ1ライン」を発表した。今回はあえてAQUOSブランドにしなかったという。理由は「AQUOSブランドは液晶というイメージが強いため」
シャープは5月11日、同社初の有機ELテレビ「CQ1ライン」を発表した。65V型と55V型を23日に発売する。実売価格は65V型が42万円前後、55型が28万円前後(オープン)。
シャープは2001年の初代「AQUOS」から一貫して液晶パネルを採用してきたが、近年は「シャープの有機ELテレビも欲しい」という声が消費者や販売店から多数寄せられていたという。このため他社から大画面テレビ用の有機ELパネルを調達し、液晶テレビのラインアップに追加する形で発売する。ただし、「AQUOSブランドは液晶というイメージが強いため、今回はあえてブランド名を付けなかった」という。
2製品とも4K解像度の有機ELパネルと2つの新4K衛星放送チューナーを搭載。8Kテレビ開発で培ったアップコンバート技術や色再現技術を盛り込み、新4K衛星放送の広い色域(ITU-R BT.2020)に合わせて10億色以上の色を表示できるという。また新開発のパネル制御技術「Sparkling Drive」は、有機ELパネルの微細な画素1つ1つの輝度を制御できるとしている。
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