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ソフトバンク、約3000店舗にAI検温システム導入 マスク・眼鏡着用でも0.5秒で測定
ソフトバンクは、AIによる顔認証を応用した検温システム「SenseThunder」を、全国のソフトバンクショップやワイモバイルショップに導入すると発表した。対象店舗は約3000店で、5月〜7月にかけて順次設置していく。
ソフトバンクは5月19日、AIによる顔認識技術と赤外線カメラを利用した検温システムを全国のソフトバンクショップおよびワイモバイルショップに導入すると発表した。5月〜7月にかけて約3000店に設置する。
子会社の日本コンピュータビジョンが開発した「SenseThunder-E」などを導入する。SenseThunderは、最大1.5m離れた位置から赤外線カメラで体表温を測定するシステム。AI顔認識で額の位置を特定するため、マスクや眼鏡を着用している人の体温も測定できる。
測定にかかる時間は0.5秒。検温と顔認証で人の出入りを管理する機能も備えているが、店舗では検温機能のみを利用し、来客の画像データなどは取得しない。
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