ヤフーは5月25日、地図アプリ「Yahoo! MAP」(iOS/Android)上で街の混雑状況を表示する機能「混雑レーダー」を強化し、最短で20分前の状況を確認できるようにしたと発表した。
同社が提供するスマートフォン向けアプリのユーザー位置情報から統計的に算出した人の混雑状況を、地図上にヒートマップとして表示する機能のアップデート。画面下部に表示されるスライダーを動かして、時間の推移による混雑状況の変化を見られる。
従来は最短2時間前から26時間前の混雑状況の表示に対応していたが、今後は最短20分前から24時間20分前までの状況を確認できる。
同機能はWebブラウザで見られる「Yahoo!地図」でも使える。ヤフーは「混雑を避ける行動の参考としていただき、新型コロナウイルス感染症拡大の防止に役立ててほしい」としている。
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