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スマホARで物件内覧 歩いて間取りを確認、3Dモデルの俯瞰も
ARによる広告を手掛けるYONDEは、スマートフォンのAR機能で住宅物件をバーチャル内覧できるサービスを開発したと発表した。
AR(拡張現実)による広告を手掛けるYONDE(福岡県福岡市)は5月28日、スマートフォンのAR機能で住宅物件をバーチャル内覧できるサービスを開発したと発表した。
スマホのWebブラウザからサービス画面を開くことで、VRヘッドセットや専用のアプリなしに物件の3Dモデルを確認できるサービス。スマホを持ちながら歩くことで、3Dモデル内を自由に歩ける。3Dモデルの上空から俯瞰して間取りを確認することもできる。
全天球カメラの撮影による物件内覧サービスは不動産業界で導入が進んでいるが、カメラ撮影では固定視点での確認にとどまるのに対し、AR内覧では自由な視点で間取りを確認できるのが強みという。
不動産会社への展開はこれからとしており、メインターゲットは同じ部屋の作りが多い分譲マンションなど。3Dモデルの作成費用は、デモに使った学校の1室で25万円程度。分譲マンションのように部屋の作りが同じ、もしくは似ている場合は2部屋目以降でコストを抑えられるとしている。
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