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全国で一斉に花火打ち上げ、1日夜8時から 新型コロナ終息願い SNSで世界へ
花火業者の有志で作る「Cheer up!花火プロジェクト」は、6月1日の午後8時から5分間、全国各地で一斉に花火を打ち上げる。
花火業者の有志で作る「Cheer up!花火プロジェクト」は、6月1日の午後8時から5分間、全国各地で一斉に花火を打ち上げる。「悪疫退散を祈願し、花火を見上げて全国の人に笑顔になってもらう」としている。
全国162事業者が参加する(5月29日時点)。混雑を避けるため、花火を打ち上げる場所は全て非公開。ただし突然の花火の音に不安を感じる人が出ることを考慮し、日時だけ公開した。
世界に向けても発信する。打ち上げの様子を各花火業者が撮影し、共通のハッシュタグをつけてSNSに投稿。「打ち上げの目的や悪疫退散と花火の歴史、Cheer up!の想いを世界中の人たちに届ける」としている。
花火大会は悪疫退散祈願を目的として花火を打ち上げたことがルーツといわれる。東京の「隅田川花火大会」は、1733年に前年の大飢饉と疫病の犠牲になった人々の慰霊と悪病退散を祈る水神祭を行った際、周辺の料理屋が花火を奉納したのが始まり。毎年7月末に開催しているが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止が決まった。
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