NTTドコモは6月8日、MR(複合現実)ヘッドセット「Magic Leap 1」を19日に発売すると発表した。個人向けに9日午前10時から公式ECサイトで予約を受け付ける他、法人向けにも全国の営業部門で取り扱う。価格は24万9000円(税別)。
本体の同梱品を含むアクセサリー類も、7月から個別で購入できるようにする。
Magic Leap 1は、9つのセンサーを搭載したヘッドマウントディスプレイと、映像処理などを行う「Lightpack」、6DoF対応のコントローラーで構成。目の前の風景にデジタルコンテンツを重ねて表示できる。
ドコモは開発元の米Magic Leapと2019年4月に資本業務提携を締結。2.8億ドル(当時のレートで約310億円)を出資し、MRデバイスの販売権を取得した。日本市場でMagic Leap 1が発売されるのは初めて。
ドコモは販売を想定する顧客層として、「業務効率化や新たなコンテンツサービスの開発、法人企業向けソリューション開発など、さまざまな分野でMR技術の活用を検討する法人」「個人を含むXR(VR、AR、MR)コンテンツクリエイター向け」としている。
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