「PS5」本体公開 Blu-rayディスクがない「デジタル・エディション」も
ソニーが、次世代ゲーム機「PS5」の外観を公開。ディスクドライブを持たない「デジタル・エディション」や周辺機器に加え、「バイオハザード8」「グランツーリスモ7」など、対応するゲームタイトルも発表した。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは6月12日、次世代ゲーム機「プレイステーション5」(PS5)の外観を公開した。Blu-rayドライブを持たない「デジタル・エディション」や周辺機器、「グランツーリスモ7」などの対応タイトルも発表した。
本体の外観は白黒の2トーンカラーに流線型のボディー。同社のジム・ライアンCEOは「今までで一番洗練されたコンソールのデザイン」と話す。スペックや機能はすでに発表済みで、光の反射を再現する「レイトレーシング」技術や4K UHD Blu-rayの再生などに対応する。
プレイステーション5 デジタル・エディションはBlu-rayドライブを持たないバージョン。いずれも発売時期は2020年末としている。本体価格は後日発表予定。
周辺機器としては専用コントローラー「DualSense Wireless Controller」やコントローラーの充電ステーションを公開。HDカメラやヘッドセットに加え、メディアリモコンの外観も披露した。
対応タイトルとしては「ラチェット&クランク:RIFT APART」や「デモンズソウル」のリメイク版を発表。2021年には「グランド・セフト・オートV」のリマスター版や「バイオハザード8」をリリースすることも明かした。イベント内では、リアルタイムレイトレーシングを取り入れた高精細なグラフィックスで各タイトルのプレイ映像などを披露した。
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