PS5は空気清浄機に似ている? シャープ公式も「私は欲しいよPS5」と反応 流線型はエアフロー重視か
新型ゲーム機「プレイステーション5」の外観が空気清浄機などと似ていると一部で話題になっている。流線型のボディーは高性能化に伴い重要となる排熱機構(エアフロー)を重視したものと考えられる。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が6月12日に発表した次世代ゲーム機「プレイステーション5」(PS5)の外観が、さまざまな製品やデザインを連想させると話題だ。中にはシャープの空気清浄機と似ているという声もあり、シャープの公式Twitterアカウントも「似てようが似てなかろうが、私は欲しいよPS5」とツイートするなど、一部で話題となっている。
PS5の本体デザインは、白と黒の2トーンカラーに流線型のボディーを採用。SIEのジム・ライアンCEOは「今までで一番洗練されたコンソールのデザイン」と自信を見せた。
PS5はゲームの没入感を高めるグラフィックスや3Dオーディオなどを特徴とする高性能機だ。処理速度向上のため、ストレージにはSSDを採用。CPUは米AMDの「Ryzen Zen 2」(8コア16スレッド)、GPUはAMDの「Radeon RDNA 2」など高性能な部品を搭載。そこで気になるのは、効率的な排熱機構(エアフロー)の有無だ。
旧モデルのPS3やPS4の初期型では、冷却ファンの音の大きさを指摘する声も多かった。PS5の空気清浄機のような流線型のデザインは、エアフローを重視したものとも考えられる。
さらにPS5の外観が公開された直後は、縦置きした製品画像と流線型のデザインに注目が集まったため、「横置きはできないのか?」という声もあった。しかし、発表された情報の中には横置きしている製品画像もあり、これまでと同様に縦横どちら向きにも置けることが分かった。
各種インタフェースも刷新している。製品画像を見ると、PS5用のワイヤレスコントローラー「DualSense」はUSB Type-C、PS5本体の前面には少なくともUSB Type-CとUSB Type-Aの両方を搭載しているようだ。PS5は多くのPS4タイトルが動作するとアナウンスされているが、USB Type-Aで接続する「PS VR」やPS4向け周辺機器も接続しやすい可能性があるだろう。
PS5はBlu-rayディスクドライブのない「プレイステーション5 デジタル・エディション」も用意。発売時期は2020年末。本体価格は後日発表するとしている。
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