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Chromebookで今秋、「Microsoft Office」利用可能に Parallelsで
Googleが仮想デスクトップのParallelsとの提携により、Chrome Enterpriseでのデスクトップ版Microsoft Office利用を今秋可能にする計画を発表した。
米仮想デスクトップソフトメーカーのParallelsは6月16日(現地時間)、米Googleとの提携により、Chrome Enterpriseデバイス(企業向けChomebook)でのWindowsアプリ利用を今秋に可能にすると発表した。
具体的な方法についてはまだ不明だが、「Microsoft Officeを含む完全なWindowsアプリをChromebook Enterpriseデバイスにシームレスに追加できる」という。なお、一般ユーザー向けChromebookでも利用できるかどうかもまだ分からない。
企業向けChromebookは1台数万円からと安価な上、管理が容易というメリットがあるが、企業での利用が多いデスクトップ版Officeのファイルを扱えないことが導入のネックの1つになっている。
Microsoft 365版OfficeのファイルであればWeb版OfficeやGoogleドキュメントなどのアプリで編集可能だ。また、利用できるモデルは限定されるが、Android版Officeでの編集もできる。だが、デスクトップ版のOfficeにしかできないことも多い。
ParallelsのMac版は、個人向けは8345円から。企業向けは1ユーザー当たり年間9818円からだ。
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