Twitterの誹謗中傷を自動で非表示、目視でブロックも 「SNS PEACE byGMO」月額4980円で公開へ
SNSでの誹謗中傷を自動で非表示にするサービス「SNS PEACEピース byGMO」。まずTwitterに対応。メンションやリプライなどに誹謗中傷が含まれていた場合、自動でその投稿と投稿者アカウントを非表示・ミュートにする。
フリーWi-Fi自動接続アプリ「タウンWiFi byGMO」を提供するGMOタウンWiFiは、SNSでの誹謗中傷を自動で非表示にするサービス「SNS PEACEピース byGMO」を7月中旬に提供する。月額4980円(税別)。
まずTwitterに対応。公式APIを利用してメンションやリプライを取得し、誹謗中傷が含まれていた場合、自動でその投稿と投稿者アカウントを非表示・ミュートにする。また、目視でもチェックし、問題のある投稿者をブロックする。
今後、より気軽に利用できる機能や価格帯のライトプランの提供も予定している。
TwitterのAPIを利用し、ユーザーのカウントあてに送られてきたメンションやリプライ、DMをいったん取得して機械学習でチェック。誹謗中傷や不適切な内容が含まれていた場合は、その内容と投稿者を自動で非表示・ミュートにする。
メンションとリプライについては、担当者が目視で再確認し、悪質なユーザーと判断した場合はブロックする。DMは、個人情報などが含まれている可能性があるため、人の目による再チェックやサーバへの保存は行わない。
非表示にした投稿の投稿日時、投稿者、メッセージ内容、誹謗中傷レベルなどは、レポート化してユーザーに提供。訴訟に発展した場合、名誉棄損や誹謗中傷と判断する際の証拠資料として提示できるようにする。
サービス提供開始時はTwitterだけに対応するが、連携できるSNSの種類を拡張していく計画。必要に応じて弁護士事務所と連携し、いち早く対処できるような仕組みの構築も検討する。
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