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Slack、最大20の外部組織と1つのチャンネルで繋がれる「Connect」を有料プランで開始
Slackの有料プランユーザーは、1つの共有チャンネルを複数の組織と共有する「Slack Connect」を利用できるようになった。サプライチェーンとの連絡や複数の企業による共同キャンペーンの準備などに便利そうだ。
企業向けコラボレーションツール「Slack」を運営する米Slack Technologiesは6月24日(現地時間)、1つのチャンネルを最大20の外部組織と共有できる「Slack Connect」を発表した。チャンネルのアプリやカレンダーも共有できる。同日からすべての有料プラン向けに提供を開始した。
Slackには外部メンバーとチャンネルを共有する機能「共有チャンネル」が2017年からあるが、「Connect」では複数の組織が1つのチャンネルを共有できる。つまり、例えばメーカーは、複数のサプライチェーンやパートナー、顧客などと情報を共有し、チャットできる。
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Slack Connectは、過去4年をかけて共有チャンネルユーザーと共同開発したという。既に100万人以上のSlackユーザーがこの数カ月間、同サービスをテストしてきた。
プライバシーとセキュリティを守るため、IT管理者用の細かいオプションも用意されている。詳細はConnectのサイトとそのリンク先を参照されたい。また、専用サイトで活用事例を閲覧できる。
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