「Microsoft Flight Simulator」のPC向け新版は8月18日発売(予約受付開始)
MicrosoftがAzure AIで強化したシミュレーションゲーム「Flight Simulator」を8月18日に発売する。Microsoft Storeで予約可能になっており、3つのエディションの価格は税込7450円から。
米Microsoftは7月13日(現地時間)、同社の人気シミュレーションゲーム「Microsoft Flight Simulator」のPC向け最新版を8月18日に発売すると発表した。日本のWindows 10のMicrosoft Storeでも予約受付が開始されている。
昨年6月に発表されたこの最新版は、定額制ゲームサービス「Xbox Game Pass」および「Xbox Game Pass for PC」でプレイできる。4K動画、衛星データ、「Azure AI」により、「信じられないほど現実的な世界」での飛行が楽しめるとしている。
3万7000以上の空港、15億の建築物、2兆本の樹木などで構成され、リアルタイムの時間、気候と連動する広大な世界を、軽飛行機から商用ジェット機まで、多様な機種で飛行できる。コックピットは非常に詳細で正確という。
エディションは3つ。Standard(日本では税込7450円)は選べる飛行機が20機、空港は30。Deluxeエディション(税込1万700円)はStandardのコンテンツにさらに10機の飛行機と10の国際空港が追加されたものだ。ハイエンドのPremium Deluxeエディション(税込1万3100円)には、さらに独自のフライトモデルを備えた10機の飛行機と、10の国際空港が含まれる。
機種と空港は発売後も増えていき、アプリ内購入で追加できるようになる見込みだ。公式ブログで発売段階に利用できる機種と空港(日本は羽田のみ)の一覧を参照できる。
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