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Twitter、開発者向けに新APIを発表 ただしアカウント乗っ取り事件で公開は延期に
米Twitterが開発者向けの新しいAPIを発表。しかし、15日に発生した著名人アカウントが乗っ取られた事件を受け、公開を延期するとしている。
米Twitterは7月16日(現地時間)、開発者向けの新しいAPI「API v2」を発表した。これまでTwitterに追加してきた新機能をAPIからも使えるようにするなど、機能を拡張する。ただし、15日に発生した多数の著名人アカウントが乗っ取られ、詐欺投稿がツイートされた事件を受け、公開は延期する。
2012年のリリース以来となる設計の見直しを行い、API v2では基盤を一新。どのような投稿が返信されやすいかを分析できる機能、会話のスレッド表示や投票結果を表示する機能などを新しく追加する。これらの機能によって、投稿内容の分析やアプリの開発がより迅速に行えるようになるという。
料金体系も変更し、これまで無料で提供していた「スタンダード」の他、有料の「学術研究」と「ビジネス」を提供する。研究に役立つツールの提供など、より利用者のニーズに沿ったAPIの環境を提供できるようになるという。
同社は「(著名人のアカウントが乗っ取られた)問題がAPIに関係しているという証拠はない」とした上で、「APIの公開日をより適切な時期に延期する」としている。
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