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「FGO」のディライトワークス、「ログレス」開発元と提携解消 「当初想定した成果を享受できない」

ディライトワークスが、Aimingとの資本業務提携を解消。当初はゲームを共同開発する予定だったが、市場動向における商品性などを再評価した結果「想定した成果を享受できない」と判断したという。

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 スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」を開発・運営するディライトワークスは7月30日、「剣と魔法のログレス」などを開発するAimingとの資本業務提携を解消すると発表した。新たなスマホゲームの共同開発を計画していたが、「今後の開発工程や、変化する市場動向における商品性などを再評価した結果、当初想定した成果を享受できないと判断した」ため解消に至った。

 両社は2019年1月に提携。ディライトワークスは当初、提携の理由を「それぞれの企画力と開発力を融合し、お客さまにとってより価値のある魅力的な新規タイトルのゲームを、両社が協力して創出する」ためと説明。Aimingはゲーム開発資金の調達などを理由としていた。

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両社のロゴ

 提携の際に、ディライトワークスはAimingが実施する第三者割当増資を引き受け、発行済株式の4.5%を約7億5000万円で取得したが、今後売却する予定という。

 Aimingは16年12月期から断続的に赤字になっており、18年12月期は約15億円の最終赤字だった。提携後も業績はわずかな改善にとどまり、19年12月期は約12億円の最終赤字だった。Aimingは、今回の提携解消が業績に与える影響は軽微としている。

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