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TikTokにライブ配信機能 まずは国内2000人のクリエイターに権限付与
動画共有アプリ「TikTok」にライブ配信機能が登場。まずは国内2000人の人気クリエイターに権限を付与する。対象は順次拡大する予定。
動画共有アプリ「TikTok」を提供するByteDance日本法人は7月31日、TikTokにライブ配信機能「TikTok LIVE」を追加した。3月からテストを行っていた機能で、まずは国内の人気クリエイター2000人に配信の権限を付与。対象は順次拡大する。権限を持たないユーザーも、国内や海外のクリエイターによる配信を視聴できる。
配信権限を持つクリエイターは、スマートフォンやPCを使ってライブ配信を行える。悪意のある視聴者がいた場合、コメントを非表示にしたり、参加を禁止(ブロック)したりすることも可能。事前に特定のワードを指定すれば、その単語が入ったコメントを全て非表示にできる。他のクリエイターとオンラインでコラボすることも可能という。
同社は「『TikTok LIVE』はファンと(クリエイターが)直接交流できる場となり、配信者が伝えたい思いとファンの応援したい気持ちをつなげることが可能になる」と説明している。今後は、ユーザーがクリエイターに“投げ銭”を行える機能も実装する。
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