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ソフトバンクグループ、400億円の申告漏れ 「経費の計上時期がずれたため」
ソフトバンクグループが、東京国税局から400億円の申告漏れを指摘されていたことを明らかにした。申告漏れの原因は経費の計上タイミングずれで、修正済みという。
ソフトバンクグループ(SBG)は8月4日、2019年3月期の税務申告で400億円の申告漏れがあったことを明らかにした。東京国税局から指摘を受けたもので、原因についてSBGは「経費の計上タイミングがずれたため」と説明。すでに修正申告したという。SBGの過去の損失と相殺されるため、追徴課税は発生しない。
東京国税局から申告漏れを指摘されたのは、2019年3月期の関連会社の所得など。海外事業の成功報酬の計上タイミングがずれたことや、為替レートの計算ミスが原因という。
通信子会社のソフトバンクも19年3月期の税務申告で30億円の申告漏れが指摘されている。同社は申告漏れの理由を「費用の計上時期に相違があったため」と説明。6月に修正申告をしており、追徴課税金十数億円を支払う方針だ。
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