ニュース
「自分で描いた絵が動く」ARカメラアプリ登場 Twitterで「夢のようだ」と話題に
イラストをスマートフォンで撮ると、キャラクターが紙を飛び出して動き回るカメラアプリが登場。Twitterでは「夢のようだ」「想像以上に楽しい」と話題に。
コンテンツ制作スタジオのWhateverは8月1日、ペンやデジタルで描いたイラストをスマートフォンカメラで撮ると、その中のキャラクターなどが紙やモニターを飛び出して動き回るカメラアプリ「らくがきAR」をリリースした。価格は、先着1000ダウンロードまでは無料。それ以降は有料化する予定。3日時点ではiOSのみに対応する。
ユーザーが描いたイラストに、動物や乗り物などを模したキャラクターが含まれる場合、スマホのカメラを向けると認識して3Dモデル化。AR(拡張現実)として現実世界に重ねて表示する。キャラクターの3Dモデルは、足や体などを動かして歩き回る。画面をタップすれば、食べ物型の3Dモデルを表示したり、追加で落書きをしたりして、キャラクターにちょっかいを出せる。
ユーザーからは「自分の絵が紙から飛び出して動く。夢のような話が今実現した」「想像以上に楽しい」といった声が集まり、4日には「らくがきAR」というワードがTwitterトレンド入り。日本版の「App Store」の教育カテゴリーでは、無料アプリのランキングで1位を獲得している。
関連記事
- 話した言葉をARで 「空中しゃべり描きアプリ」三菱電機が開発
三菱電機が、スマホに向かって話した言葉を文字にしてARで表示するアプリ「空中しゃべり描きアプリ」(iOS)の試作品を開発したと発表した。 - iPhone版「CLIP STUDIO PAINT」登場 月額100円から
イラスト・漫画制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」のiPhone版がリリース。ユーザーインタフェースをスマートフォン向けに最適化した。 - 「いたいのいたいの、とんでけー」 プリキュアたちが飛び出して応援する「ARばんそうこう」
子ども用「救急ばんそうこう」にAR(拡張現実)コンテンツが登場。痛くて落ち込んだ時、人気のキャラクターが励ましてくれる。 - ベタ塗りの落書きをリアルな風景に変える「GauGAN」、NVIDIA開発
ベタ塗りで書いた落書きが、ディープラーニング技術によってポスト印象派のようなリアルな風景画になる技術をNVIDIAが発表した。 - 自分のキャラに魂を入れる「魔法」 VTuberだけではない、ピクシブが「VRoid Studio」を開発した理由
VTuber向け3Dモデルの需要が急増する中、ピクシブが簡単に作れる3D人体モデラーを無料で公開する。開発チームにその意図を聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.