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大塚商会、会社支給の全スマートフォンに接触確認アプリ導入 6500台超
大塚商会が、会社支給のスマートフォン6500台以上に新型コロナウイルス感染症の接触確認アプリ「COCOA」を導入。社員やその家族の感染防止に役立てる。
大塚商会は8月5日、新型コロナウイルス感染症の接触確認アプリ「COCOA」を、社員に支給している全てのスマートフォンに導入したと発表した。社員やその家族、顧客などの感染防止に役立てる。対象のスマホは6500台超。
COCOAは、新型コロナウイルス感染症の陽性者との接触の可能性を、スマホのBluetoothを利用して感知し、ユーザーに通知するアプリ。厚生労働省が6月から提供しており、ダウンロード数は8月5日時点で約1157万件に上っている。
同社は従来、業務でスマホを利用する社員にのみ端末を支給していた。新型コロナウイルス感染症の発生後は、働き方改革の推進も兼ねて支給対象を拡大しているという。「今後も、全就労者に対しオフィスガイドラインの順守と業務時間外の行動について改めて注意喚起を行う」としている。
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