iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020) を細部に至るまでチェックした(2/2 ページ)
恒例、MACお宝鑑定団流のMac新製品チェック。コントローラーのバージョンまで目を通します。
搭載されているメモリ仕様は「DDR4 SO-DIMM 2667MHz」で、SKハイニックス製だった。
これはiMac (Retina 5K, 27-inch, 2019) と同じ仕様だ。
搭載ストレージは、NVM Express接続(リンク幅x4、リンク速度8.0GT/s)の「APPLE SSD AP0256N」だった。
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020) 、MacBook Pro (16-inch, 2019) 、MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 Ports) と同じストレージ仕様。
Apple T2 Securityチップが搭載され、セキュアブート機能と暗号化ストレージ機能の基盤となるSecure Enclaveコプロセッサが組み込まれた。
1080p FaceTime HDカメラ、顔検出、「Hey Siri」などの機能が使えるようになり、スピーカーの低音域のレスポンス向上、HEVCビデオのトランスコードが一世代前のモデルと比べて最大2倍速くなるなどの恩恵が受けられる。
Apple T2ファームウェアは「17P6604」で最新バージョンだった。
Thunderbolt 3コントローラーも新しくなり、ファームウェア Ver.58.2、リンクコントローラー Ver.1.42.0となっている。
AMD Radeon Pro 5300(4GB)の場合、1台の「Pro Display XDR」接続が可能。
オーディオサンプリングレートは、MacBook Pro (16-inch, 2019) 以降のMacBook Air/Proが映像業界の音の標準の「48,000Hz (48kHz) 」に変更されたのに対して、iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020) は「44,100Hz (44,1kHz) 」のままで変わっていない。
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