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AWA、歌詞を美しく表示する「LYRIC DIVE」機能を追加 曲のメッセージ、中高生の音楽ファンに
定額制音楽配信サービスを運営するAWAは、アプリ上で歌詞をビジュアル表示する「DIVE」機能を追加すると発表した。COTODAMAが開発した「LYRIC DIVE」技術を採用する。
定額制音楽配信サービスを運営するAWAは8月11日、COTODAMAが開発した「LYRIC DIVE」技術を採用し、AWAアプリ上で歌詞をビジュアル表示する「DIVE」機能を追加すると発表した。曲のメッセージ性や曲調を可視化し、「アーティストの言葉をより深く味わう音楽体験を届けられる」としている。
LYRIC DIVEは、楽曲の構成やテンポを分析し、歌詞を用いたモーショングラフィックを生成する「Lyric speaker」の技術を音楽配信サービス用に作り直したもの。これまでは高価な専用スピーカーが必要だったが、LYRIC DIVEはスマートフォンアプリで動作する。
AWAアプリで歌詞表示と「DIVE」をオンにすると、そのとき流れている歌詞をリアルタイムにビジュアル化。日本語、英語の曲に対応する。
COTODAMAの斎藤迅CEOは、LYRIC DIVEをLyric speakerの「カジュアル版」と説明する。「Lyric speakerは高価でティーンエイジャーの音楽ファンにはハードルが高いが、アーティストの言葉に共感して孤独を癒されるといった体験は中学生や高校生にこそ届けたい。中高生にも愛用されているAWAとの協業は、COTODAMAの願いをかなえる、すてきなコラボレーション」としている。
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