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バーチャル同人誌即売会「Comic Vket 1」スタート 感染リスク冒さず作品頒布
HIKKYがVR空間で同人誌を頒布、購入できる即売会「Comic Vket 1」を開催した。VR空間上で作品の見本が閲覧でき、ブースに設置されたリンクから外部のECサイトで作品を購入する仕組み。
VR開発などを手掛けるHIKKY(東京都渋谷区)は8月13日、VR空間で同人誌を頒布、購入できる即売会「Comic Vket 1」を始めた。期間は16日まで。一般参加費は無料。
会場をVRソーシャルサービス「VRChat」とVRイベントサービス「cluster」「STILY」上に構築。参加者はそれぞれのプラットフォームから、VR機器やPCを使って会場に入れる。
Comic Vket 1には377サークルが参加する。VR空間内に設けたブースでは来場者が作品の見本を閲覧できる。購入する場合はブースに設置されたリンクから外部のECサイトなどにアクセスする必要がある。
HIKKYは4月、「新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、さまざまなイベントが開催中止、延期になる中、同人誌即売会を自宅でリアルに楽しめる環境を提供したい」として同様のイベント「ComicVket 0」を試験的に開催。3日間で述べ2万5000人が来場したという。
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9日午前10時から公式ECサイトで予約を受け付ける。
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