ソニー製カメラをWebカメラ化する公式ツールが登場 αシリーズやRX100シリーズなどが対象
ソニーは、同社のデジタルカメラをWebカメラ化するツール「Imaging Edge Webcam」を公開した。
ソニーは8月20日、同社のデジタルカメラをWebカメラ化するツール「Imaging Edge Webcam」を公開した。利用できる機種はデジタル一眼カメラの「α」シリーズや、コンパクトデジタルカメラ「RX100」シリーズなどの一部。
対象となる一眼カメラは、αの高画素モデル「α7R IV」「α7R III」「α7R II」、ベーシックモデルの「α7 III」「α7 II」、超高感度モデルの「α7S III」「α7S II」「α7S」、プロフェッショナルモデルの「α9 II」「α9」、APS-Cサイズの「α6600」「α6500」「α6400」「α6300」「α6100」「α5100」。Aマウント機種でも「α77 II」「α99 II」「α68」で利用可能。
コンデジではRX100の第4世代以降(「RX100IV」「RX100V」「RX100V(RX100M5A)」「RX100 VI」「RX100 VII」)や、RX10の第2世代以降(「RX10II」「RX10III」「RX10IV」)、小型の「RX0II」「RX0」、フルサイズコンデジ「RX1RII」、動画向けカメラの「ZV-1」の他、「DSC-HX95」「DSC-HX99」「DSC-WX700」「DSC-WX800」で利用できる。
PC向けのカメラ操作アプリ「Imaging Edge Desktop」と同様にUSBケーブルで接続し、Web会議ツールの映像入力ソースに「Sony Camera(Imaging Edge)」を指定することで利用できる。出力解像度は1024×576ピクセル。
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