TSMCは、2022年に3nm製造プロセス技術を量産段階に移行する予定で、さらに主要クライアントとの緊密な協力を通じて2nm製造プロセス技術の研究開発に取り組んでいることを発表したと、DigiTimesが伝えている。
また、2021年に2nm製造プロセス技術以上の高度なプロセステクノロジーの開発に専念する新しいR&Dセンターを開設する計画であることも発表している。
2022年にTSMCが利用できる5nmプロセス製造による生産量は2020年の3倍になると予測している。
この発表に関して、一部の市場観測筋は、AppleがTSMCの2nm製造プロセスの最初の顧客になると考えているようだ。
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