「ゴースト・オブ・ツシマ」にハマった漫画家、美しい対馬の地で洋ゲーコンプレックスを克服す:サダタローのシェアさせていただきますR(5/5 ページ)
ゲーム好きの漫画家が最近どハマりしたのは「GHOST OF TSUSHIMA」(PS4)でした。海外ベンダーによるオープンワールド型の時代劇アクションアドベンチャーですが、洋ゲーコンプレックスのサダタローさんを引きつけた理由は何だったのでしょうか。
「なんちゃってジャパニーズ」じゃなかった
ゲームでは四季折々の美しい対馬の情景が描き出され、神社仏閣の佇まいも本当に美しいです。洋画や洋ゲーに多い「なんちゃってジャパニーズ」とは一線を画すクオリティーにサダタローさんは感動。でも、すぐに慣れてしまいました。
ゲームバランスの良さは、バトルからもうかがえます。正々堂々とした侍の戦い方から闇討ちのような冥人の戦い方に誘導していくバトルのバランスが絶妙で、武士の誉れを重んじる主人公の心情の変化もうまく表現できていたそうです。
対馬が舞台のため、オープンワールドといっても程よい広さだったことも好印象。アイテムの場所などを風や動物が教えてくれたり、ロード時間が短かったりとプレイヤーにストレスを与えない工夫が随所に見られました。
不満という不満を感じなかったサダタローさんですが、一方で斬新でトガった部分が感じられなかったのが少し残念だったそう。例えば「デス・ストランディング」をプレイしたときのような未体験のワクワク感はなかったといいます。
それでも広大なオープンワールドに苦手意識を持つ人たちの入門としてGHOST OF TSUSHIMAは最適な「良ゲー」。数多くのゲームをプレイしてきたサダタローさんが誇りならぬ誉れを持ってオススメする1本になりました。
ちなみに、漫画内でサダタローさんが叫んでいる「ドーショー」は、ゲーム中の「トーショー」(伏せろ)と「どーしよう」をかけているのですが、ぶっちゃけ叫びたいのは担当編集「リモたん」のほうだったようです。
【お詫びと訂正:2020年9月07日11時50分更新 ※ゲーム中のセリフを誤って記述していたため、該当するコマと記事タイトル、本文を修正しました。お詫びして訂正いたします】
関連記事
- 「人をダメにするソファー」をダメにした漫画家、「ゲーミング座いす」を買ってもっとダメになる
漫画家のサダタローさんが自室に「ゲーミング座いす」を導入しました。普通の座いすではなく、少し背の高いゲーミング座いすを買った理由とは? - 「FF7」にトラウマがある漫画家が「FF7リメイク」をプレイ、期待以上の面白さと不満の理由は?
ゲーマーの漫画家が「FF7リメイク」をプレイ。「FF7」にトラウマを抱える漫画家はなぜリメイクに手を出し、実際にプレイして何を思ったのか。 - 「あつまれ どうぶつの森」面白さの理由は? 漫画家がスローライフの不思議な魅力を語る
発売から10日間で約260万本を販売したというゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」。外出自粛が続く中で、“あつ森”に夢中になる人が増えているようだ。そのうちの一人である漫画家のサダタローさんが、あつ森の面白さを漫画で語ります。 - ゲーマーの漫画家がどハマりした「十三機兵防衛圏」 その独特すぎるゲームシステムとは
ゲーム好きな漫画家のサダタローさんが、どハマリしたというプレイステーション 4向けゲーム「十三機兵防衛圏」の魅力を漫画で語る。 - 「寂しい、つらい、でも優しい」──「メタルギア」の小島秀夫さんが手掛けた「デス・ストランディング」はどんなゲーム? 漫画でレビュー
「メタルギアシリーズ」などで有名なゲームデザイナーの小島秀夫さんが手掛けた「DEATH STRANDING」。「山を登りつつ荷物を配送するゲーム」ともいわれますが、具体的にどんなゲームなのか、漫画で分かりやすくお届けします。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.