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JAL、空港までの相乗りサービス提供 ベンチャーと連携、AIで同乗者ピックアップを最適化
JALがベンチャーと連携し、自宅やホテルと空港の移動をスムーズにする相乗りサービスをスタート。AIで同乗者ピックアップを最適化し、空港利用前後のシームレスな移動を実現する。
日本航空(JAL)は9月7日、利用者の自宅などと空港間の送り迎えをする相乗りサービスの提供を始めた。相乗りサービス事業者のNearMe(ニアミ―、東京都中央区)と連携。同社が手掛ける「スマートシャトル」を、特設サイトを通じて空港利用者向けに提供する。
スマートシャトルは、予約者の行き先や到着希望時間帯を基に同乗者をマッチングする、オンデマンド型の相乗りサービス。AIを活用して最も効率的なルートを設定するのが特徴という。
JALは今回、NearMeと共同運営する特設サイトから、スマートシャトルを予約できるサービスをスタート。空港での待機時間の解消など、ユーザーの利便性向上につなげる。
発着点は(1)那覇空港と那覇市内の対象エリア間、(2)都内15区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、豊島区、江戸川区)と成田空港/羽田空港間。提供エリアは今後広げる予定。
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