セガは9月24日、写真や動画を撮影するプリクラ機「fiz」(フィズ)の稼働を10月8日にアミューズメント施設などで始めると発表した。プリントシール市場へ約20年ぶりに参入する。静止画以外に3秒間の動画を撮影する機能を搭載。料金は1プレイにつき400円。
撮影ブースには写りを確認できる23.8インチの画面を2枚設置。さらに自然光の中で撮影しているような明るさのライティングを実現したという。落書きブースでは付属のペンや指先を使って、静止画や動画の落書きや加工ができる。
スマートフォンアプリ「プリクラON」(iOS/Android)のQR会員証をプリクラ機にかざすと、撮影した静止画と動画のデータをダウンロード可能。静止画にスマホのカメラをかざすと、アプリ上で画像が動きだす「ARプリクラ」の機能も備える。
セガグループのアトラスが1995年に「プリント倶楽部」を発売していたが、2009年にアミューズメント業界の低迷を受け業務用ゲーム関連事業から撤退していた。
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