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Twitter、「リンク先を読んでからRTして」表示を全ユーザーに拡大へ
Twitterは、記事のURL入りツイートをRTする前に、内容を確認するようユーザーに警告を表示する機能をテスト中。今後、全ユーザーに拡大する。
米Twitterは、記事のURL入りツイートをリツイート(RT)したり、引用ツイートする前に、リンク先の内容を確認するよう警告表示する機能を、一部ユーザーを対象に提供している。今後、世界中のユーザーに利用してもらえるよう、開発に取り組んでいるという。
この機能の英語版のプレビューでは、記事をRTしようとしているユーザーに対して「見出しは、記事全体の内容を伝えてはいない」と表示。この警告は、一度大きく表示した後、2回目以降は小さくなるという。
テストの結果、この表示を見た後で記事を開くユーザーが40%増え、RTする前に記事を開くユーザーも33%増加したという。また、一部のユーザーは、記事を開いた後にRTをやめたという。
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