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Epic対Apple訴訟の判事、2回目審理はApple寄り 次回は来年7月以降の陪審裁判に

人気ゲーム「フォートナイト」をめぐるEpic GamesとAppleの訴訟の2回めの審理がZoom経由で開かれた。判事は、Epicの行為は「不正であることに変わりない」と語り、差し止め命令については追って書面で連絡するとした。

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 米カリフォルニア州北部地区連邦地裁で9月28日(現地時間)、Epic Games対Appleの、「Fortnite」(フォートナイト)のApp Storeからの削除をめぐる訴訟の2回目の審理がZoom経由で開かれた。判事は、Epic Gamesが要請している差し止め命令については追って書面で通達するとし、次回は陪審制で来年7月以降に開催すると語った。

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イボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ判事

 イボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ判事は、この裁判で負けた方が必ず上訴することは分かっているが、実際の人々(陪審員)の考えを理解することは重要だと述べた。

 ロジャーズ判事はEpic Games側の弁護士に対し、同社の一連の行為(App Storeのガイドラインに違反してアプリを削除され、ユーザーを巻き込むキャンペーンを展開していること)を英雄視する人もいるようだが、契約に違反することは不正であることに変わりないと、「バラと呼んでいる花を別の名前にしても美しい香りはそのまま」という「ロミオとジュリエット」の有名なセリフを引用して主張した。

 また、Epic GamesがAppleはApp Storeをウォールドガーデンにしていると主張していることについて、クローズドプラットフォームならすでに任天堂やソニー、Microsoftが運営しており、こうした業界の通例を無視することはできないとも語った。

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