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初音ミクのスマホゲーム「プロジェクトセカイ」、公開初日にAppleのサービス障害とアクセス集中で混乱
セガが、初音ミクの新作スマホゲーム「プロジェクトセカイ」を公開したが、同日朝に発生した米Appleでの障害やアクセス集中などの影響でサービス開始に遅れが出た。
セガは9月30日、初音ミクなどVOCALOIDキャラクターをテーマとする新作スマートフォンゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(iOS/Android)を正式リリースした。しかし、同日朝から発生していた米Appleのネットワークサービスでの障害やアクセス集中の影響で予定より2時間遅れてのスタートとなった。
VOCALOID楽曲をテーマにしたリズムゲーム。20人のキャラクターがVOCALOIDキャラクターとともにバーチャルライブを行う。基本利用料金は無料。
同日正午のサービス開始を予定していたが、Appleのクラウドサービス「iCloud」などで発生した接続障害によりApp Storeも一部で接続できない状態になった。この影響を考慮して、プロジェクトセカイを運営するチームは開始時刻を1時間遅らせた。
午後1時に公開したものの、アクセスが集中しアプリにつながりにくい現象が発生。午後1時25分ごろから緊急メンテナンスを行った。メンテナンスは午後2時ごろに終了。午後2時ごろに終了したが、午後4時にもゲーム進行ができなくなる不具合が見つかり、運営は調査を進めている。
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