ポケモンGO、新型コロナ対策の特別措置を一部解除へ タマゴふ化距離など
ポケモンGOを運営する米Nianticが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として実施していた特別措置の一部を10月2日の早朝に解除します。
スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営する米Nianticは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として実施していた特別措置の一部を10月2日の早朝に解除すると発表しました。これまで半分だったタマゴのふ化距離などが元に戻ります。
Nianticはブログで「世界が次々と変化を続けている中、安全に気をつけながら再び歩いて冒険いただけるよう、一時的に変更したものの一部をもとに戻します」と説明しています。
1)タマゴをかえすのに必要な距離が、通常の距離に戻る
2)「おこう」によるポケモンの出現頻度アップは歩行中のみ適用
3)「相棒ポケモン」がギフトを見つけるのは1日に1回限定に
4)ポケストップからのギフト入手はランダムに(以前よりは高確率)
一方、特別措置として導入した一部の機能を恒久化します。
1)ギフトを持てる上限は20個
2)毎日最初にポケモンを捕まえたときに獲得できる「ほしのすな」、経験値(XP)が通常の3倍
3)おこうの効果が60分持続
恒久化とは書いていないものの、当面継続するとした仕様もあります。
1)ジムの近くにいなくてもレイドバトルに参加できる「リモートレイドバトル」
2)歩いたり、ポケコインを使ったりしなくても「GOバトルリーグ」に参戦できる
3)ジムやポケストップのフォトディスクを回せる距離の拡大
徐々に本来のポケモンGOに戻そうとしているNiantic。「これまで同様、マスクを着用し、他の方との距離を2mほどとるなど、それぞれの地域の健康や安全に関するガイドラインを守りながらゲームをお楽しみください」としています。
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