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Twitter、トランプ大統領の新型コロナ陽性で大量発生「死ねばいいのに」ツイートは削除すると警告
トランプ米大統領の新型コロナ陽性発表を受け、Twitter上に蔓延した同氏の死を望むツイートに対し、Twitterが「誰に対してであれ死を望むツイートは許されない」と警告した。
ドナルド・トランプ米大統領夫妻が10月1日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性反応が出たと発表したことを受け、Twitter上では同氏の死を望む投稿が大量に発生した。これを受け、米Twitterは同日、「誰に対するものであれ、相手の死や致命的な病気を望むツイートは許されず、削除される」とツイートした。
「Twitterはトランプの死を望む投稿をしたユーザーのアカウントを停止する」という米Motherboardのジェイソン・ケーブラー記者のツイートを正す形でツイートしており、そうしたツイートをしたユーザーをすべて自動的にアカウント停止するわけではないとも説明した。
Twitterルールの「基本原則」には、「Twitterは、個人または特定の集団に対して、死亡、深刻な身体的危害、致死的疾患を願う、希望する、またはそのような願望を表す内容を禁止しています」と明示されており、該当するツイートの投稿者に削除を要請し、一定期間読み取り専用モードにする場合もあるとある。
トランプ氏は1日夜、ホワイトハウスで立ったままカメラに向かって「妻も自分も大丈夫だが、念の為にウォルター・リード陸軍病院に行く。支援に感謝する」と語る動画をTwitterに投稿した。
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