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「自動走行ロボット専用保険プラン」損保ジャパンが発売
損害保険ジャパンが「自動走行ロボット専用保険プラン」発売。ロボットが歩行者をけがさせた時の治療費、サイバー攻撃を受けた時の損害などを補償する。
損害保険ジャパンは10月5日、自動走行ロボットの実証実験中のリスクに備える「自動走行ロボット専用保険プラン(実証実験向けオーダーメイド型)」提供を、実証実験を行う事業者などを対象に始めた。
顧客のニーズに合わせて組み立てるオーダーメイド型。ロボットが歩行者をけがさせた時の治療費、サイバー攻撃を受けた時の損害などを補償する。
実験中にロボットが歩行者などをけがさせたり、ロボット自体が破損したり、サイバー攻撃を受けたり、ロボットが誤作動して損害を発生させたり――といったリスクを補償する。
独自補償として、ロボットを遠隔操作している最中に事故で相手方が死傷し、遠隔操作していた人が刑事責任を追及された場合の弁護士費用の支払い補償なども用意した。
同社は、市街地や商業施設、公道などでの自動走行ロボの実証実験が増えているとし、保険を通じてリスク対応を支援するとしている。
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