ニュース
スマホをかざすと開錠、配送状況をアプリで確認 5万円の戸建て向けIoT宅配ボックス
サンワサプライが、スマートロック機能などを備えたIoT宅配ボックスを発売。買い切り型で、価格は5万4364円(税別)。バーコードを読み取り部にかざすと開錠する機能などを持つ。
サンワサプライは10月7日、スマートロック機能などを備えた戸建て住宅向けのIoT宅配ボックス「300-DLBOX017」を発売した。買い切り型で、価格は5万4364円(税別)。アプリのQRコードを読み取り部にかざすと開錠する機能や、配送の完了後にボックス内のカメラが荷物を自動撮影し、ユーザーのスマートフォンに画像を送る機能などを持つ。
宅配業者は、送り状のバーコードを読み取り部にかざして宅配ボックスを開錠し、荷物を投函できる。ユーザーは、専用のスマートフォンアプリ「PacPort」にQRコードを表示し、読み取り部にかざすと扉を開けられる。
アプリでは荷物の配送状況なども表示する。アプリの開発・提供は、物流業界向けのITソリューションを手掛けるPacPort(東京都中央区)が担う。
スチール製で、サイズは400(幅)×500(奥行)×600(高さ)mm。重量は約17kg。容量は約69L。防水、防塵(ぼうじん)、防サビ、UVカットなどに対応し、屋外に置くこともできる。設置用のアジャスターも付属する。
関連記事
- ソフトバンク、戸建て向けIoT宅配ボックスの実験 パナソニックらと共同で 20年度内に事業化へ
ソフトバンクが、戸建て住宅を対象としたIoT宅配ボックスの実証実験を行う。スマホアプリとパナソニックなどが開発したIoT宅配ボックスを連携し、2020年度内の事業化を目指す。 - 「ロボホン」全戸標準装備のマンション誕生 宅配ボックスの荷物を声でお知らせ
宅配ボックスに荷物が届くと「ロボホン」が手を挙げ、声でお知らせ。シャープなど4社がロボホンを活用したマンション向け情報システムを開発した。 - 置き配バッグ「OKIPPA」、実証実験で再配達が7割削減 4週間で盗難はゼロ
置き配バッグ「OKIPPA」を手掛けるベンチャーのYper、OKIPPAの実証実験で宅配の再配達を約7割削減できたと発表した。 - クックパッドの生鮮食品注文、東京メトロ駅構内で受け取り可能に まず大手町駅から
クックパッドが、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品を受け取れる宅配ボックスを、東京メトロ駅構内に設置する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.