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Amazonプライムデー、外部事業者の売上が前年比60%増 日本では過去最大に
米Amazon.comが、13〜14日に実施した「プライムデー」での外部事業者の売上が約35億ドル(前年比約60%増)だったと発表。同社は今回、初の取り組みとして、中小事業者の商品を買ったユーザーにクーポンを配布していた。
米Amazon.comは10月15日(現地時間)、13〜14日に実施した有料会員向けセール「Amazon Prime Day」(プライムデー)で、外部事業者の売上が約35億ドル(前年比約60%増)に拡大したと発表した。外部事業者のほとんどは中小企業という。Amazonは今回、プライムデー初の取り組みとして、中小事業者の商品を10ドル(日本では1000円)以上購入したユーザーにクーポンを配布していた。
期間中にグローバルで人気だった商品は、米iRobotのロボット掃除機「Roomba Robot Vacuum」やデンマークLEGOのおもちゃ「Lego Star Wars StormtrooperHelmet」など。Amazonの製品では、スマートスピーカー「Echo Dot」や「Fire TV Stick 4K with Alexa Voice Remote」の売れ行きが好調だったという。
日本では外部事業者が約800万点の商品を販売し、過去最大の売上を記録した。日本で売れたのは、米WonderLabsのIoTデバイス「SwitchBot」、花王の洗剤「ワイドハイターEX」の詰め替えパック、日本コカ・コーラの飲料水「いろはす」など。
グローバル・日本ともに、プライムデーの売上総額は明かしていない。
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