ニュース
国勢調査の回答率は81.3% ネット・郵送ともに前回超え
2020年の国勢調査の回答率は81.3%だった。このうち、ネットでの回答率は39.5%、郵送での回答率は41.8%。いずれも前回(2015年)の回答率を上回った。
総務省は10月21日、一部地域を除いて20日に締め切った国勢調査の回答率が81.3%だったと発表した。このうちネットでの回答率は39.5%、郵送での回答率は41.8%。2015年の前回調査(全体71.0%、ネット36.9%、郵送34.1%)を上回った。
国勢調査は、世帯や就業状況の把握などを目的に、日本に住む全員を対象に5年おきに実施。15年からは郵送に加えて、専用サイトで回答を受け付けている。
20年の国勢調査は当初、ネット・郵送ともに回答期限を10月7日としていたが、コロナ禍の影響を配慮して20日まで延長していた。
災害などの影響で期限を延長している153の市町村では、最長で21年2月20日まで回答を受け付ける。各地域からの回答を踏まえた確定値は、21年11月以降に発表する予定。
関連記事
- 国勢調査、ネット・郵送ともに回答期限を延長 10月20日まで
総務省が、国勢調査の回答期限を延長すると明らかにした。ネット・郵送ともに10月20日まで回答を受け付ける。当初の期限は7日だったが、コロナ禍の影響で回答が遅れた人に配慮する。 - メルカリの出品に「国勢調査員の手提げ袋」 総務省が取り下げ要請
高市総務相が、国勢調査員が持っている手提げ袋がフリマアプリ「メルカリ」で出品されていたことが分かったと明らかにした。同省はメルカリに出品の取り下げを要請した。 - 国勢調査開始、「回答はできる限りインターネットで」 新型コロナ対策で
総務省は9月14日、国勢調査の調査票の配布を始めた。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため「回答はできる限りインターネットで」と呼び掛けている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.