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「バーチャル渋谷」ハロウィーンイベント、アクセス集中で一部延期に KDDIが主催
仮想空間のイベント「バーチャル渋谷ハロウィーンフェス」の一部が、公式サイトへのアクセス集中により延期に。KDDIによると、10月28日午後8時に改めて開催するという。
KDDIなどは10月26日、仮想空間で開催予定だったイベント「バーチャル渋谷ハロウィーンフェス」の一部を、公式サイトへのアクセス集中により延期すると発表した。イベントは28日午後8時に改めて開催するという。
延期になったのは、イベントのオープニングレセプションと、きゃりーぱみゅぱみゅさんのバーチャルライブ。同日午後8時から開始予定だったが、公式サイトへアクセスが集中し、システムに不具合が発生。午後9時半をめどに復旧に努めたが、延期を決定した。同社は公式Twitterアカウントで「大変申し訳ございません」と謝罪した。
バーチャル渋谷は、バーチャルイベントプラットフォームを手掛けるクラスター(東京都品川区)が提供する、渋谷区公認の仮想空間。ハロウィーンフェスでは、ユーザーが仮装したアバターで自由にバーチャルの渋谷の街を散策し、さまざまなコンテンツを楽しめる。期間は31日まで。
毎年ハロウィーンの時期には多くの観光客などが渋谷を訪れるが、新型コロナウイルスの感染防止のため、区は「渋谷への訪問がゼロになるようにしてほしい」と外出自粛を呼び掛けていた。
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