Appleは、動画の一括管理機能を提供するアプリを提供していた米AIベンチャー「Vilynx」を買収したと、Bloombergが伝えている。
買収額は約5000万ドル(約52億円)で、同社は、アプリ提供だけでなく、AIを使用し動画のビジュアル、オーディオ、テキストコンテンツを分析し、動画の内容を解析する技術を開発し、その技術を使用して動画のタグを作成し、検索可能にしていた。
AppleはVilynxを買収したことを認めるコメントをしているが、LinkedInを見てみると、Vilynxのホアン・カルロス・リベイロCEOや、エリセンダ・ボー=バルストCTOをはじめとする多くのスタッフは、VilynxからAppleへの転職が確認できないため、他社向けサービス提供は終了したものの、Appleの完全子会社として企業は存続しているようだ。
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AIを強化しているAppleが、機械学習エンジニア確保のためという見方。
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