撮る、あげる、楽しい 感熱紙にプリントするインスタントカメラの遊び方:荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/2 ページ)
感熱紙のロールをセットし、シャッターを押すとそこにプリントされるカメラが登場した。ケンコートキナーが発売した「KC-TY01」である。
たまにはお遊びカメラで遊んでみたい。本体内に感熱紙のロールをセットし、シャッターを押すとそこにプリントされるという楽しいおもちゃ。それがケンコートキナーが発売した「KC-TY01」である。
電源を入れてシャッターを押す以外にやることなし。使用中の写真を見てもらえばそれで話は終わり、という簡単な製品だ。価格は1万868円(税込)。
まず構える。
ファインダーは「穴が空いてるだけ」なので細かい構図は考えないほうがいい。その辺はお気楽に。
そしてシャッターを押す。シャッターは長押ししないで、ちょこんと叩くくらいの感じで。
すると派手な音がして、紙がうにーっと出てくる。
それを手でベリッとちぎって完成。
中に入ってるのは感熱のロール紙。まあいわゆるレジで出てくるレシートと同じだ。
一見、レンズに見えるのはロール紙のカバー兼紙送りローラーなので、レンズとしては完全なダミー。だから撮るときに塞いでも問題なし。
撮影するのはファインダーの斜め下にある小さな穴だ。ここにレンズとカメラが入ってるのだ。
一応フラッシュらしきものはあるけど、中にはLEDが入ってるだけで光量はあまりないので気にしなくていい。
カメラとしては究極にシンプル。レンズ付きフィルム並みで、フォーカスは固定だし絞りも固定。液晶モニタもない。30cm以上のものならOkなパンフォーカスだ。
その代わり、フレームはいっぱい用意されてる。
ダイヤルを回してフレームを選んでシャッターを押すのだ。すると派手な音がして、紙がうにーっと出てくる。
実際のプリントはこんな感じだ。いろんなフレームで撮ってプリントしてみた。
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