ラズパイ一体型キーボード「Raspberry Pi 400」登場 国内では2021年以降に発売
Raspberry Pi Foundationが、マイクロコンピュータ「Raspberry Pi」をキーボードに組み込んだ「Raspberry Pi 400」を発表。価格は70ドルから。日本では2021年以降に発売予定。
英国の非営利団体Raspberry Pi Foundationは11月2日(現地時間)、キーボードにマイクロコンピュータ「Raspberry Pi」を組み込んだ「Raspberry Pi 400」を発表した。価格はデバイス単品が70ドル、有線マウスやケーブルをセットにした「Personal Computer Kit」が100ドル。日本では2021年以降に発売予定。
19年6月に発売した「RaspberryPi 4」をベースに、より高性能なSoCを採用したとしている。プロセッサは1.8GHzの4コアARM Cortex A72で、RAMの容量は4GB。インタフェースとしてUSB3.0×2、USB2.0×1、micro-HDMI×2、microSDスロットも備え、4K動画にも対応する。充電ポートはUSB Type-C。
キーボード配列は英語配列、AZERTY配列(フランス語)など6種類で、サイズは約286(幅)×約122(奥行き)×約23(高さ)mm。ワイヤレス機能はWi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n/ac)とBluetooth 5.0をサポートする。
日本では、スイッチサイエンスや正規代理店のケイエスワイが販売する予定。ケイエスワイによれば、国内での販売予定価格は単品で8750円(以下税別)、Personal Computer Kitに相当するセットは1万2500円。国内で発売する際は工事設計認証を取得し、キーボード配列もJIS配列に変更するという。
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