ニュース
子ども向け組み立てタブレット「Kano PC」、日本でも発売 Win10 Pro搭載
子ども向けの組み立てタブレットPC「Kano PC」が日本でも8月22日に発売。PCの組み立てを通してコンピュータへの理解を深められるという。市場想定価格は39800円(税別)。
リンクスインターナショナルは8月7日、子ども向け組み立てタブレットPC「Kano PC」を22日から全国の家電量販店で代理販売すると発表した。教育向けコンピュータを手掛ける英Kanoが開発したモデルで、基板やバッテリー、スピーカーなどの組み立てを通してコンピュータへの理解を深められるという。プログラミングの基礎を学べるKano製の学習アプリも搭載する。市場想定価格は3万9800円(税別)。
Kanoが7月に北米や英国向けに発表した第2世代モデルを、リンクスインターナショナルが日本向けにローカライズして販売する。海外モデルのOSはWindows 10 Homeだが、国内モデルにはWindows 10 Proを採用。日本語対応のJISキーボードもセットにする。
主なスペックは、プロセッサがIntel Celeron N4000、メモリが4GB。ストレージが64GB(eMMC)で、MicroSDカードのスロットを備える。ディスプレイには11.6インチ(1366×768ピクセル)のタッチスクリーンを搭載。
インタフェースはUSB 3.0×2基、USB-C×1基、HDMI×1基、3.5mmのヘッドフォンジャック×1基、3.5mmのスピーカージャック×1基。ワイヤレス機能はWi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 5.0をサポートする。
関連記事
- 英Kano、日本の「GIGAスクール」にも対応するWindows 10搭載ハイブリッドノートの新モデル
教育向けコンピュータメーカーの英Kano Computingが、Windows 10搭載ハイブリッドノートの第2世代モデルを発売した。約3万2000円の価格は据え置きでプロセッサとバッテリー持続時間を改善し、日本でも販売する。 - 教育向けコンピュータの英Kano、Windows 10搭載「Kano PC」を300ドルで発売
教育向け組み立てコンピュータの英KanoがMicrosoftと提携し、Windows 10(Sモード)搭載のタッチ対応PC「Kano PC」を発表した。価格は299.99ドル(約3万2000円)で、10月に英国と北米で発売する。 - 兵庫県、「Surface Go 2」「Office 365」を県立学校に大規模導入 渋谷区に続き2例目
兵庫県教育委員会が、1万6000台の「Surface Go 2」を県立高校に導入し、9月から利用を始める。全生徒に「Office 365」のライセンスも付与する。「Microsoft Teams」などを活用し、遠隔学習の仕組みを整える。 - 東京都港区、区立小中学校の「1人1台端末」にiPadを導入 GIGAスクール構想を前倒し1万1000台
GIGAスクール構想早期対応で、渋谷区のSurface Go 2導入に対し、港区ではiPadの導入が決まった。 - スペック低くても「問題ない」 日本マイクロソフト、文科省“子ども1人にPC1台”対応パッケージ提供
日本マイクロソフトは「GIGAスクールパッケージ」を発売した。文部科学省の掲げる“子ども1人にPC1台”施策に準拠した教育用PCやクラウドサービスなどを通常より低価格で提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.